Vol.2ではトヨタと日産のご紹介
TOYOTA
TE27 カローラ・レビン
1974年から1977年までTTE (TOYOTA Team Europe) で参戦したWRC仕様の個人によるレプリカ。日本版フォード・エスコートRS。ただし、実車のオーバー・フェンダーはリベット留めではなく、叩き出しでした。
TE27 カローラ・レビン
余談ですが、この型のセダンが子供の頃、自宅にありました。
名器2TG。トヨタ(ヤマハ)版ロータスツインカム?
初代セリカ
初代フォード・マスタング(1964-1968)の成功に触発され企画されたスペシャリティ。1970年デビュー。
初代セリカ
このリアウインドウカバー(アルマジロ)がスーパーカーみたいでカッコイイと思っていたご幼少のみぎり。
4代目セリカ
TTEによるWRC Gr.A参戦、カルロス・サインツのドライブで大活躍した流面形セリカの個人によるレプリカ 。GT-FOURグレードは実はホモロゲ・モデルでした。
6代目セリカ
WRCでは重い車体でパッとしなかった上、シーズン中に悪質なレギュレーション違反が発覚、ポイント剥奪および1年間の出場禁止をくらい、良いところなし。セリカ消滅の遠因を作ったモデル。しかしなぜかファンは少なくない模様?個人によるレプリカ。
ランドクルーザー200
#345は、2014年ダカールラリー市販車部門の優勝車両。(2位もランクル200のワン・ツーフィニッシュ)傷ひとつないボディですが、実走行した車両でしょうか?保存用に徹底的にレストアしたとか?
TS030 HYBRID
WEC(世界耐久選手権)LMP1クラスに参戦するハイブリッド・プロトタイプレーサー。ここ一発の速さはバッチリな様ですが、耐久レースとなるとアウディの牙城は崩しがたいようです。
PETRONAS TOM’S SF14
2014年スーパー・フォーミュラ参戦モデル。ダラーラSF14・シャーシ。レギュレーション変更で4気筒ターボとなった初年度モデル。ライバルはホンダ製4気筒ターボ。
LEXUS
LFA
2014年、ニュルブルクリンク24時間に出走したモデル。2010年から連続5回ニュル24時間に参戦しているLFXですが、45年前の2000GT同様、レースで良い成績を残し、市販車にもハクをつけたいところなのでしょうが、どうもパッとしません。
IS F CCS-R
CCS-RとはCircuit Club Sport Racerの略。趣味でサーキット走行を楽しむことへ、お金持ちをお誘いするためのモデルだそうです。
NISSAN
MID4-II
1987年の東京モーターショーでデビューしたII型。V6横置きミッドシップでフェラーリ328然とした先代と打って変わって、(テスタロッサ風に!?)ボディデザインを一新、V6ツインターボを縦置きにする。
I型もII型も4WDで、意外にもWRC参戦車両として開発していたとのこと。
1985 NISSAN MID4 (I)
1986 TOYOTA MR2 Gr.S
2000GT-B(S54B)
プリンスは、1964年の日本GP・GT-IIクラスの勝利に向け、ホモロゲーションモデルとして、1.5L直4エンジンに変え2L直6エンジンを、延長拡大したエンジンルームに押し込んだスカイラインGT(S54A)を100台を販売します。翌65年には、S54Aのレース仕様で使ったウェーバー・ツインチョーク・キャブレターを3連装したS54Bを出します。(その後すぐにプリンスの日産への吸収合併が発表されます)
ウエバーDCOEを3連装。カウンタックは同じキャブを6連装です。
箱スカ GT-R
4ドアセダン。
言わずと知れたS20エンジン。
箱スカ GT-R
2ドアクーペ
ブレンボのキャリパーでしょうか?
ケンメリ GT-R
新しい排ガス規制へのS20の適合が難しくなったことから、1973年1月から4月までの総数197台で生産が終わってしまったゆえ、現存数が極めて少なく珍重されています。
Z432
日産純血のZの車体に、プリンス由来のS20エンジンを積んだ、いわば混血種。それゆえなのか、GT-Rほどの熱狂的な支持者は少ない印象です。432は4バルブ・3キャブレター・2カムの意。
純正キャブは三國ソレックス40PHHの3連装ですが、画像の車両にはウエバーDCOEが付いています。
スカイランRSターボ
6代目の後期型、通称・鉄火面。直4DOHC4バルブの名器FJ20E(150ps)をターボ過給したFJ20ETは190psを発揮。
ゼクセル スカイラインGT-R
#25は1995年スパ24時間総合優勝車。
NISMO GT-R LM
1995年ル・マン24時間出場車。2WD仕様。#22は福山英朗/粕谷俊二/近藤真彦組が総合10位・クラス5位となっています。
R91CP
1992年デイトナ24時間総合優勝車。いままでカーボンモノコック製造は実績のある海外メーカーに頼っていましたが、この車両から日産で内製した純国産となっています。
[Vol.3につづく]
ゼクセル スカイラインGT-Rのコクピットには乗り込むことができました。
視点が低いわ、ロールバーが邪魔だわ、バケットシートで身動きがとれないわで、これで24時間戦える集中力が凄いです。