[チラ裏 2 ] 日光サーキット 2019/07/29

今回は、タイム的には「停滞」あるいは「退歩」でしたが、一部「進歩」が見られた走行会でした。

続・僕は〇〇ができない

ヒールアンドトーどころか、まともなシフトダウンすらできない自分を直視できなくなると、なんとか自らを正当化する理屈を探し出そうとするのが人間というものなんです・・・

そもそも、オートバイのシフトダウン時にエンジン回転を合わせるなんて造作もないこと。ノンシンクロで常時咬合式のオートバイのトランスミッションの方が構造的に操作が難しいにもかかわらず。わざわざヒールアンドトーみたいな技名が付けられることもない。さすれば、問題があるのは4輪の方ではないのか!

2輪のシフト操作が簡単な理由はハッキリしています。操作のほとんど、アクセル、ブレーキ、クラッチ、を「手」で行うからです。不器用な足の分担はペダルの上げ下げだけ。(そういや、足でコントロールするリアブレーキも昨今、手でやった方がベターという流れすらあります)

なぜ自動車開発のパイオニアたちは、曲芸まがいなペダル操作を要求する構造を4輪に課してしまったのか・・・そんなやり場のない思いを店の茶飲み話で披露していたら・・・お客様であるスバリストのT田さんが、とんでもない事実を私に教えてくれたのです。

  「もはやATの方がMTよりもタイムがいい時代なんですよ!」
  「ええ?さすがにそれはないでしょう」
  「そう思うなら、ユーチューブを見てみてください」

S波師匠の師匠であるセミプロドライバーのS形氏とも、この件で話す機会があったのですが、「・・・でも、マニュアルトランスミッションをガチャガチャやるほうが面白いでしょう」とおっしゃる!プロでも、マニュアルの方が「速い」ではなく「おもしろい」なんです。スゴい時代になっていました!

そして再び日光へ

7月末、初夏の走行会。S波師匠のS660と参加してまいりました。オートバイならば最高のシーズンなんでしょうが、意外にも、熱負荷の高い4輪には苦しい時期なんだそうです。(1月の方がタイムが出るとのこと)

走行画像はゴザイマセン。

タイム報告

助手席に人を乗せると、感覚的に 0.5 秒落ちという印象です。となれば、一人で走る今回は、前回比で50秒は切りたいところ。気温というハンデがあるにしても、タイム的には横ばいであるべきなのですが・・・前回のタイムを上回るどころか、タイムを落としています。(第4ヒートでは突然の豪雨があり、ウエットでのタイムです)

よくよく考え、私が思い当たった原因は「無意識的ビビリミッター」というものです。

たとえば高速コーナーのエイペックスが、高い位置にあって、アプローチ直前まで見えない場合、全開で向かっていくことは多少の恐怖を伴う行為です。(見えてさえいれば迷わず全開にできることでしょう)

前の回では、助手席から「踏めー」と言われたところで迷わずドカーンとアクセルペダルを踏みぬいていました。経験者が踏めというんだから全開で行けるんだろうと。

しかし、完全に自分の判断に任された場合、少しでも恐怖が和らぐよう本能的にアクセルを甘めに踏んでしまうのです。当然、車のコントロールはやりやすくなる。そこで生まれた余裕を、自分は上手く操作できるようになったと勘違いしてしまうから、問題に気付きにくいという厄介さがあります。

あ、そうそう前回は3速固定だったので、最終のストレート・エンドでレブ・リミッターが当たってしまっていたのですが、今回はそこで 3速 → 4速 → 3速 のシフト操作を入れてみました。やってみれば、なんてことのない行為でした(笑)この点で「一進」、タイム的には「一退」、といった成果でありました。

宇都宮みんみん本店

会の終了後、S波師匠を誘って「宇都宮みんみん本店」に寄りました。昔は、「みんみん」は観光客向け、地元民は「正嗣(まさし)」を選ぶ、なんて受け売りを鵜呑みにしていましたが、最近はどーでもよくなり、「みんみん」一辺倒ですね。(みんみんには駐車場があるし、売り切れ御免の正嗣は、夕方に行ってもやっていないことがほとんどなので)

あ、「焼餃子」の画像撮るの忘れた・・・

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