ある修理 – クランク・ビッグエンド焼付

S田さんからご提供いただいた画像をご紹介いたします。

ミッレにお乗りのS田さん、ある時、ビックエンドの焼き付きを起こしてしまいます。

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ベベルのエンジンからスターター・キックが無くなった時、シリンダー・スリーブにニカジルメッキが、ビッグエンドのベアリングにプレーンメタルが採用されましたが、そのメタルが完全に焼き付いています。

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ベアリングから剥離したメタルがオイルパンに溜まっています。

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プレーンメタルの背側も傷だらけです。

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クランクピンは焼き付き部分を削ったため、わずかに細くなっています。

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わずかに細くなったクランクピン分を吸収するのが、わずかに厚く作られたプレーンメタルです。メタルはワンオフで製作されました。

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