MHRでサーキット走行を楽しまれているU田さん、ホビーで国内のみならず海外ラリーも楽しまれておられます。そのU田さんがラリー用マシンでご来店されました。なかなか興味深い車両なので、ここに紹介させていただきます。
このスイッチ群!
意外にもグリップはスポンジ製。耐振動性が最重要視されるのでしょう。
水タンク。冷却水用で飲料水にあらず。(しかし、いざとなったら飲むとか)
こちら側は工具入れとなっています。
シートはラリーの定番、アルカンターラ。
ガソリンタンクは前2、後1の3か所。
後日、U田さんのご自宅にうかがう機会がありました。な、なんと自宅ガレージにはコブラ(レプリカ)が収まっているとのこと!レプリカといえども、前オーナーが『コブラ博士』と自他とも認めるムーンクラフトの由良拓也氏だったという折り紙つきの一台なのです。こちらも早速、紹介させていただきます。
由良氏の愛車としてメディアにさかんに登場していた頃は画像の通り、定番のガーズマンブルー&白ストライプのカラーリングでしたが、晩年は『激走5000キロ』イメージの濃いブルー一色に塗り替えられていたとのこと。
由良氏が、CG誌で自身ののアーンツ製レプリカ・コブラを、『コブちゃん』と呼んで溺愛しつつ、こだわりにこだわって自分好みに仕立てていく過程をレポートを連載していたものをまとめたのが下の一冊。コブラ好きのみならず、くるま好きなら必読の一冊といえましょう。
実はホイールはコブラ定番のハリブランド製センターロックではなく、5穴ホイールなのです。とはいえ、ホイールの内側に潜むブレーキ・セットはムーンクラフトがレースで使用していたロッキード製レーシングブレーキのお下がりが組まれています。(上の由良氏の著作でも触れられています)
由良氏がTV番組むけサービスとして、ハウザー製ドラッグスリックを履かせてバーンアウトしたら、飴のようにねじ切れたというハーフシャフトがこちら。
CBX750Fを発見!